教会の歴史
シオン・キリスト教団 蒲田教会は、1934年(昭和9年)9月、
京浜地区にイエス・キリストの救いを伝えようと決意した、
岸田愛治、初子夫妻によって開始されました。
当初は「基督宣教会」という名称で、発足から3、4年の間に、
蒲田を中心に伝道所が開設されるなど宣教の拡大を見ました。 戦中、戦後の混乱の中も、様々な苦難を乗り越えつつ教会は継続し、
宗教法人法の交付に伴い名称を「蒲田賜恩教会」としました。
そして、 1967年に「宗教法人シオン・キリスト教会」となります。
小鳩幼児園を運営するなど、蒲田地域における伝道は活発に行われました。
毎週日曜日の夜には、蒲田駅前で路傍伝道を実施し、
万灯を掲げ、大太鼓、タンバリンを鳴り響かせる路傍行軍は、
当時、誰もが知るものでした。
福音伝道の働きは蒲田から東海道沿線、そして北関東へと広がり、
茅ヶ崎、沼津、石岡、横浜に兄弟教会が開設されました。
1996年にはシオン6番目の教会を目指して茨城県取手市に分室を開設。
伝道所を経て、2010年4月に「取手教会」となりました。
蒲田教会は、現在、1990年に完成した6階建ての会堂を拠点とし、
2007年には西蒲田5丁目に第2会堂「シオン館」を建築。
蒲田での伝道を継続しています。
信仰の立場
シオン・キリスト教団の信仰の立場は「信仰基準」に示す通り、
旧新約聖書全巻が神の霊感によって人間に啓示された
誤りなき神のことばであることを信じ、
ジョン・ウェスレーによって提示されたウエスレアン主義を基調とする、
伝統的な信仰の教理を保持するものです。
日本のキリスト教界にあっては、
現在、日本福音同盟(JEA)に加盟し福音派の一翼を担い、
また、日本聖化交友会(JHA)と共に聖潔を標榜する教団です。