2020年9月13日 巻頭言
・・・ベエリの子ホセアにあった主のことば。主がホセアに語られたことのはじめ。主はホセアに言われた。・・・
ホセア書 1章2節
彼女は言う。「私は初めの夫のところに戻ろう。・・」
ホセア書 2章7節
「再び行って、夫に愛されていながら貫通している女を愛しなさい。ちょうど、ほかの神々の方を向いて干しぶどうの菓子を愛しているイスラエルの子らを、主が愛しているように。」
ホセア書 3章1節
「わたしは彼らの背信を癒し、喜びをもって彼らを愛する。」
ホセア書 14章4節
紀元前8世紀半ば、繁栄に陰りが見え始めていたにも拘わらず、背信を繰り返す北イスラエルに、神はホセアを預言者として遣わされました。1~3章には、ホセアと ゴメルとの婚姻関係が記されています。 姦淫の女ゴメルと結婚、不義の子を残して去ってしまった妻を迎えに行くように命じられています。人間的には不条理なことを強いられているホセアですが、このことは彼の預言と深く関係していることが分かります。神にとってイスラエルは、霊的姦淫を犯している妻であり、しかも、神は、その民を愛し続け、戻ってくるのを待っておられるのだと、ホセアは語っているのです。この出来事を通して、ホセアの姿勢からは、危機が迫っている時には特に、主の語りかけを聴き続けている・・という経験、また、受けとめ難いことであっても、主の命令に服従する者が用いられることを教えられます。
ゴメルからは、どんなに霊的に恵まれた環境にあっても、その人がそれを受けとめるとは限らず、逆に全く神から離れてしまうことさえあること、それでも、自分ではどうすることもできないどん底において、助けが神からくることも教えられます。ゴメルのしたことは迎えに来てくれたホセアについて「戻る・帰る」という行動をとったことでした。
協力牧師 石田いつ子
9月13日 聖日礼拝 順序
第一礼拝 9時 (司会)荻野牧師 (奏楽)荻野し兄
第二礼拝 11時 (司会)武 山 兄 (奏楽)美名子姉
前 奏
招 詞 詩篇32篇8節
「私は あなたが行く道で あなたを教え あなたを諭そう。あなたに目を留め助言を与えよう。」
アーメン
会衆賛美 聖歌64
会衆賛美 大いなる方に
主の祈り
交 読 詩篇20篇1~9節
礼拝祈祷
使徒信条
聖書朗読 ホセア書 1章1~11節
説 教 家(うち)に帰ろう!
石田いつ子牧師
会衆賛美 聖歌421
献 金
頌 栄 聖歌376
祝 祷
報告
感謝祈祷 奏楽