2026年3月1日 巻頭言

 あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。

エペソ人への手紙 6章18節

 冬季五輪が終わりましたが、2026年はこのあともスポーツの国際大会が数多く行われます。冬季パラリンピック、WBC、サッカーW杯、アジア競技大会・パラ競技大会、ラグビーW杯など、スポーツ観戦が好きな方には楽しみな一年ですね。
 聖書は、信仰をしばしばスポーツにたとえます。エペソ六章も信仰の戦いについて「格闘」(12)と書いています。この言葉は、ギリシャ語ではレスリングを表す単語だそうです。聖書は、私たちの信仰の戦いをレスリングに重ね合わせ、悪魔の力に立ち向かうようにと励まします。
 シオン創立者の岸田愛治牧師は、家庭のことで祈ってほしいと頼みにきた教会員の姉妹に、「自分で祈れ!祈ってから来い」と言ったそうです。その姉妹は「人に頼らず自分で祈ることを訓練された。信仰が養われた」と振り返っています。クリスチャンの祈りが御利益的になったり、自らの責務を担わずに人任せになってはいけないということを愛治牧師は示したのでしょう。
 悪魔の策略を侮ってはいけません。格闘と表現されるほどですから、忍耐深く戦わなければなりません。自分で立ち向かうことが求められます。けれども、神様は私たちに7つの武具を授けてくださいます。勇気を出して立ち向かっていきましょう。
 また、信仰は孤独な戦いではなく、冒頭の聖句にある通り、互いのために祈り、支え合うものでもあります。
 誰かのために祈ることは、簡単ではありません。「忍耐の限りを尽くして」とあるように、力が必要であり、信仰の熟練が必要です。逆を言えば、互いのための執り成しの祈りが豊かな教会は、成熟した教会といえます。それは、人の努力やがんばりで到達するのではありません。「御霊によって」祈るのです。神が私を助けてくれた。兄弟姉妹が私のために祈ってくれた。そういう経験の積み重ねで、人は誰かのために祈る者へと聖霊によって造り変えられます。
 個が成長し、共同体も成長します。また共同体によって個が育てられます。私たちは、個と共同体が共に成長する交わりに置かれているのです。

主任牧師 荻野泰弘

2026年3月1日 聖日礼拝 式次第


小礼拝  9時 荻野牧師
聖日礼拝 11時 中西と兄 髙橋姉
 
前  奏
招  詞 ヨハネの福音書4章23節
会衆賛美 聖歌494 いざみな来たりて
会衆賛美 鹿のように
主の祈り 
交  読 詩篇146篇1~10節
礼拝祈祷 
使徒信条 
聖書朗読 エペソ人への手紙6章10~20節
説  教 互いのために祈る 荻野泰弘牧師
聖  餐 (小礼拝は礼拝後)
会衆賛美 聖歌232 祈れものごと
献  金
頌  栄 聖歌376 父御子御霊の
祝  祷
 報告
 後奏 感謝祈祷