2022年6月26日  巻頭言

私たちの主であり、救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。

ペテロの手紙第二 3章18節

 世界的な危機が叫ばれている時代、私たちは祈りをもって「主の恵みの広がりと深さ」を求めなければなりません。
 ペテロの手紙第二は「成長への勧め」で始まり、「成長への勧め」で終わっています。
 この「成長しなさい」は、「現在進行形」で、成長し続けなさい、という意味です。 ですから私たちクリスチャンにとってこの地上にいる限り終点はないのです。
 「成長」は、異なる教えへの防御となります。それは、消極的な面から言えば、偽教師の誤りを見抜き、糾すことの大切さを説き、積極的な面から言えば、絶えざる成長の大切さを教えています。肉体が健康に保たれている時には病を退治することができるように、私達が霊的に成長し続けることが、異なる教えに対する充分な防御となるのです。
 「成長」は恵みの増大です。しかし、私たちが神の祝福を貪欲に求めるのではなく、神の恵みが注がれる分野を広げることです。私たちの弱さの部分に神の恵みを期待するのです。恵みの増大とは、謙遜の増大です。
 その為の手段は、聖書を読むこと、祈ること、集会に出席すること、伝道すること、献金や奉仕に励むことを通して増し加えられていくのです。
 そして、「成長」はキリストに対する知識の増加です。キリストをより深く、より近しく、より現実的に知らせていただきましょう。聖書で「知る」と言う言葉は、頭の知識ではなく、人格的な交わりの事です。教会としても、恵みと知識に成長しましょう。互いに祈りあい、励ましあうことを通して教会は成長します。そのような互いの人間関係が、様々な活動を通して、教会全体の成長につながっていくのです。

協力牧師 石田 敏則

2022年6月26日  聖日礼拝式次第

第1礼拝 9時  穂谷牧師 荻野し兄
第2礼拝 11時 武山 兄 髙橋美姉

前  奏
招  詞 イザヤ書49章13節
会衆賛美 聖歌36
会衆賛美 鹿のように(2回)
主の祈り
交  読 詩篇40篇1~10節
礼拝祈祷
使徒信条
聖書朗読 ペテロの手紙第二 3章14~18節
説  教 恵みと知識における成長
            石田敏則牧師
会衆賛美 聖歌627
献  金 
頌  栄 聖歌376
祝  祷
報 告
感謝祈祷  奏楽