2022年7月31日 巻頭言
「神はわれらの避け所また力。苦しむときそこにある強き助け。」
詩 篇 46篇1節
マルチン・ルターやアイザック・ワッツが、この詩篇に基づいて作った賛美歌「神はわが櫓」は、あまりにも有名で、今もなお多くの人々に愛唱されています。私たちが大きな問題に取り囲まれ八方塞がりの状態にある時、この詩篇を読むなら必ずや大きな慰めと平安を得ることができるでしょう。
第一に、神は私たち一人ひとりを助けてくださり避け所となってくださるお方です。避け所とは安全な避難場所のことです。地震や洪水のような天変地異や様々な苦難や患難があっても、神を避け所とするなら絶対に安全なのです。そして避け所である神のもとにおいて、力を受け、回復され、不足は補われ、弱い所は強くされるのです。
第二に、神は私たちの安全な避け所であるとともに、おりにかなった助けを与えてくださり、神の都を守られます。神の都や神の民は、新約聖書においては教会と言うことができるでしょう。なぜなら、教会は世から選び出されたキリスト者の集まりであり、新約の神の民だからです。世がどれほど教会を迫害しても、キリストが建てられた教会はハデスの門もそれに打ち勝つことはできないのです。
第三に、神は全世界を治められる万軍の主です。神がアブラハムを天幕から連れ出されたように、私たちも自分の狭い考えの殻の中に閉じこもらず、そこを出て主のみわざがよく見える場所、神のもとに行かなければなりません。私たちが神の招きに応じるなら、必ず数々のくすしい主のみわざを見ることができるでしょう。私たちが神を待ち望むなら、この方こそ真の神であり、全地を支配される万軍の主であることを知るようになるのです。神を知ることがすべての解決の鍵なのです。
協力牧師 石田 敏則
2022年7月31日 聖日礼拝 式次第
第1礼拝 9時 穂谷牧師 髙橋美姉
第2礼拝 11時
招 詞 ヨハネ6章35節
会衆賛美 聖歌36
会衆賛美 鹿のように(1回)
主の祈り
交 読 詩篇5篇1~6節
礼拝祈祷
使徒信条
聖書朗読 詩篇46篇1~11節
説 教 大いなる神
石田敏則 牧師
会衆賛美 聖歌202
献 金
頌 栄 聖歌376
祝 祷
報告
後 奏 感謝祈祷