2020年3月29日 巻頭言
イエスは大きな声でこう言われた。「わたしを信じる者は、わたしではなく、わたしを遣わされた方を信じるのです。」
ヨハネの福音書 12章44節
12章はイエスの公生涯の最後の部分にあたります。ここでイエスは、「大声で」ご自分の奉仕の根底にあるものは、これなんだ!・・・と、宣言しておられます。
それは、イエスご自身が「父なる神から遣わされた者」であることを自覚しておられたからです。
では、遣わされた者の使命とは何でしょう。それは遣わされた方を示すことにあります。自分の信仰深さを示すことでも、自分のタラントをひけらかすことでもありません。遣わしたお方が「語れ」と命じられたことを語る奉仕なのです。遣わされた者の奉仕で一番大切なことは、遣わしてくださったお方との信頼関係です。その方との深い交わりなしに、その方のことばを語ることはできないでしょう。
私たちはどこに遣わされているのでしょう。私たちの遣わされている場所は、闇の世界です。信じない者、反対者のいる場所です。真理を語ったからといって、必ずしも喜ばれない、受け入れられるとは限らない場所です。その場所でことばと行いで証しするのです。このことをしっかりと握らないと、遣わされた役目を果たすことはできません。闇の中にいる人々を光へ、「永遠のいのち」があることを語るのです。
更に、遣わされた者として、主が成さったことは、自分自身も遣わす者となり、十二人の弟子をはじめ多くの人々を訓練し、宣教の働きへと遣わされたのです。使徒パウロも弟子と共に伝道の働きを展開しました。大宣教命令は、「行って・・・弟子としなさい」命じています。あらゆる人々を弟子とするのは私たちの責任なのです
主任牧師 石田敏則
3月29日 礼拝順序
第一礼拝 9時 金川 姉 荻野し兄
第二礼拝 11時 若月伊兄 美名子姉
前 奏
招 詞 イザヤ書43章1節
*会衆賛美 聖歌35
*会衆賛美 御手の中で(4面記載)
*主の祈り
交 読 詩篇73篇18~28節
礼拝祈祷
*使徒信条
聖書朗読 ヨハネの福音書
12章12~19節
説 教 遣わされた者
石田敏則牧師
会衆賛美 聖歌551
献 金
*頌 栄 聖歌376
*祝 祷
報告 山口光兄 金城兄
感謝祈祷 奏楽