2020年4月19日 巻頭言
また、私たちが命じたように、落ち着いた生活をし、自分の仕事に励み、自分の手で働くことを名誉としなさい。
平和の神ご自身が、あなたがたを完全に聖なるものとしてくださいますように。
・・・あなたがたを召された方は真実ですから、そのようにしてくださいます。
テサロニケ人への手紙第一 4章11節
テサロニケ人への手紙第一 5章23・24節
この手紙が記されたのは、主イエスが昇天されてから十数年しか経っていない頃です。当然、十字架・復活・昇天・聖霊降臨・・・の現場に居た人たちが多く残っていました。彼らの中には「神が預言されたことは、全部 成就した。次は再臨だ!」と興奮してしまい、日常生活が手につかない人々がいたようです。そのような人々にパウロは「落ち着いた生活をしなさい」、そして、「突然に来られる主の再臨に備えなさい」と命じるために、この手紙を書きました。
本日は、パウロがいう「落ち着いた生活」とは、どのようなものなのかを、4・5章から、とらえましょう。
まず、基盤に一貫性のある世界観・終末観・人生観をもっているということです。また、この地上で求められる「聖さ」においても、この世と違う対応が期待されています。さらに対人関係においても、パウロは彼らに、世の中の人々とは異なる「主にある兄弟愛」を土台としてかかわることを期待しています。さらに今、世の中における責任においては、置かれているそれぞれの立場で仕事に励み、外の人々に対してりっぱにふるまう(証しになる)ことが期待されています。
再臨の主の前に責められるところのない者として、この地上で生きることは簡単ではなさそうです。だからこそ、私たちを愛し、神の民として召してくださった真実な神を見上げることの大切さを、パウロは教えているのです。
協力牧師 石田いつ子
4月19日 礼拝順序
4月19日 聖日礼拝 順序
司会 林修養生 奏楽 荻野し兄
前 奏
招 詞 イザヤ書45章22節
「地の果てのすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。
わたしが神だ。ほかにはいない。」アーメン
会衆賛美 聖歌25
会衆賛美 鹿のように(4面記載)
主の祈り
交 読 詩篇 34篇1~10節
礼拝祈祷
使徒信条
聖書朗読 テサロニケ人への手紙第一 4章1~12節
説 教 落ち着いた生活
石田いつ子牧師
会衆賛美 聖歌672
献 金
頌 栄 聖歌376
祝 祷
感謝祈祷 奏楽