2022年4月24日  巻頭言

イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても地においても、すべての権威が与えられています。ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」

マタイの福音書 28章18,19,20節


 1年を掛けて扱ってきたマタイの福音書も、いよいよ最後の部分です。
復活したイエス様は弟子たちを集めて地上での最後のメッセージを告げます。そこにはマタイの福音書で扱われてきたことが凝縮されています。
 イエス様は「あらゆる国の人々」に福音を伝えることを求めています。それは「あなたがた」、つまり弟子たちに託された使命ですから教会に託された使命であるということです。私たちはこのことを受け止め、この時代に福音を宣べ伝える教会であり続けることを心がけましょう。
 ただし、だからと言って、やみくもに突っ走ればいいわけではありません。マタイの福音書は実は当初から神のご目的が世界宣教であることを示しています。イエス様の系図に異邦人が含まれていることや東方の博士たちが生まれたばかりのイエス様を礼拝したことから明らかです。福音宣教を開始したイエス様は、当初、イスラエル人へ福音を語りました。弟子たちを派遣したときには、その時にはまだ異邦人への伝道を止めました(10章)。聖書全体を見ても、弟子たちがこのあとすぐに全世界に出て行ったかというと、使徒の働きによればエルサレム会議や迫害を経てから世界へ出て行ったことが分かります。特に大きなことはパウロの出現です。見方を変えれば、世界宣教の本格化はパウロの出現を待ちました。
 つまり、教会が宣教の対象を世界大へと広げるには段階を踏む必要があるということです。この教会の現状と力量を把握して、今できることはどこまでかを捉え、枠を広げるにはどうするかを考える必要があります。特に大切なのは、共にいる、と仰る主の導きに委ねることです。それこそがすべての権威を持つ主と共に歩む道です。

主任牧師 荻野 泰弘

2022年4月24日  聖日礼拝式次第

第1礼拝 9時  穂谷牧師 荻野し兄
第2礼拝 11時 荻野牧師 髙橋美姉

前  奏
招  詞 詩篇32篇8節
会衆賛美 聖歌134(1~3節)
会衆賛美 鹿のように(1回)
主の祈り
交  読 詩篇146篇1~10節
礼拝祈祷
使徒信条
聖書朗読 マタイの福音書 28章16~20節
説  教 福音を宣べ伝える
            荻野泰弘牧師
会衆賛美 聖歌547(1~3節)
献  金 
頌  栄 聖歌377 すべての恵みの
祝  祷
報告
感謝祈祷  奏楽