2025年11月30日 巻頭言
「そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい、敬虔な人で、イスラエルが慰められるのを待ち望んでいた。また、聖霊が彼の上におられた。」
ルカの福音書2章25節
アドベントの期間になりました。アドベントは日本語では「待降節」と呼ばれ、イエス様のご降誕を「待ち望む」という意味があります。アドベントの一番初めの礼拝である今日はご一緒に「待ち望む」という事を心に留めたいと思います。
①イエス様のご降誕を待ち望む
待ち望むという言葉は一般的には将来に対して起こる事に使われます。シメオンとアンナもイスラエルが慰められるという将来に対して、神様に希望を置いて待ち望んでいました。しかし私たちにとってイエス様がこの地上にお生まれになったという事は「すでに」実現した過去の出来事です。その過去の出来事を想い起こし、自分のものとして受け取りながらクリスマスを待ち望むことがアドベントの期間の待ち望みです。
②イエス様の再臨を待ち望む
私たちは過去だけでなく、未来に対しても希望をもって待ち望んでいます。それはイエス様の再臨です。「いまだ」完成されていない神の国は、イエス様が再び地上に来られることを通して到来します。そのことをアドベントの期間に想い起こしながら待ち望みます。
③「すでに」と「いまだ」の間を生きる
私たちが生きているこの時代は「すでに」と「いまだ」の間と言えます。「すでに」という過去イエス様が救い主としてこの地上にお生まれになったという事実。「いまだ」というイエス様が再びこの地上に来られ、神の国を完成させるという未来の事実。その間を私たちは生きています。そのような時代を歩む私たちは、アンナとシメオンが宮の中で日々を送りながら待ち望んだように、教会という共同体の中で共に待ち望みます。そしてそこでささげられる礼拝を通してイエス様が私たちのためにお生まれくださった過去の出来事を想い起こし、やがて訪れるイエス様の再臨を待ち望むのです。シメオンは聖霊に導かれてイエス様と出会い、救い主であることが分かりました。私たちもアドベントの期間、聖霊に導かれながら過去と未来に想いを向けて待ち望む日々を歩みましょう。
牧師 林眞光
2025年11月30日 アドベント第一聖日礼拝 式次第
小礼拝 9時 林伝道師
聖日礼拝 11時 武山兄 髙橋姉
11月30日 アドベント第一聖日礼拝
前 奏
招 詞 イザヤ書43章1節
「恐れるな。わたしがあなたを贖ったからだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたは、わたしのもの。」アーメン
会衆賛美 聖歌75 ノエルをばはじめに
会衆賛美 新聖歌68 久しく待ちにし
主の祈り
交 読 詩篇33篇12~22節
礼拝祈祷
使徒信条
聖書朗読 ルカの福音書2章25~38節
説 教 待ち望む 林眞光伝道師
会衆賛美 聖歌672 いつ主はきたりたもうや
献 金
頌 栄 聖歌376 父御子御霊の
祝 祷
報告
後奏 感謝祈祷