2023年7月30日  巻頭言

「それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みのよい管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。」

ペテロの手紙第一 4章10節

 冒頭のみ言葉は、終わりの時代を意識したペテロの勧告の一部です。
 私たちはみな賜物が与えられているのです。まずイエス・キリストを信じたすべての人に神の賜物として「永遠のいのち」が与えられています。それとともに、それぞれに恵みに従って、異なった賜物が与えられているのです。
 賜物の内容は千差万別ですが第一コリント12章やエペソ書、ロマ書によると少なくとも18の賜物を見ることができます。
 「それが預言であれば、その信仰に応じて預言し、奉仕であれば奉仕し、教える人であれば教え、勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行う人は喜んでそれを行いなさい」と勧められているように、すべての賜物は神からのものです。 しかも恵みによって与えられたものであることを自覚しなければならないと教えられています。
 ですから、ペテロは「神のさまざまな恵みのよい管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい」と語っています。与えられた賜物は、神から託されたものです。 私物化せず、誇らず、卑下せず管理者として、責任をもって用いなければなりません。 良い管理者は、忠実なしもべとして生き、 主から与えられている賜物を、他の人を生かすために用います。
 私たちも、キリストのからだである教会を活かすために与えられた賜物を他者のために用いようではありませんか。祈りつつそれを見出すことが第一歩です。

 協力牧師 石田 敏則

2023年7月30日 聖日礼拝 式次第

第1礼拝 9時  荻野牧  荻野し兄
第2礼拝 11時 荻野と兄 榊原姉

招  詞 詩篇100篇1~3節
会衆賛美 聖歌28
会衆賛美 神の国と神の義を(2回)
(歌詞は週報4面に掲載)
主の祈り
交  読 詩篇13篇1~6節
礼拝祈祷
使徒信条
聖書朗読 ペテロの手紙第一 4章7~11節
説  教 恵みの管理者として
           石田敏則牧師
会衆賛美 聖歌64
献  金
頌  栄 聖歌376
祝  祷
報告
  後奏 感謝祈祷