2026年1月11日 巻頭言

 そうして、イエスはパンを取り、感謝の祈りをささげてから、座っている人たちに分け与えられた。魚も同じようにして、彼らが望むだけ与えられた。
                          ヨハネの福音書6章11節

 4つの福音書には、イエス様が行った奇蹟が数多く記録されています。その中でも、〝五千人の給食〟の奇蹟だけが、4つの福音書すべてに記録されています。
 10節には「男たちは座った。その数はおよそ五千人であった」と書かれています。当時のユダヤ人の習慣では、女性と未成年者は数に入れなかったそうですから、実際には女性と未成年者もいて、その数は2倍とも3倍とも言われます。
 この奇蹟について考える時、一つの見方としては、大勢の空腹が満たされたというスケールの大きさに注目します。けれども、今日、ご一緒に心に留めたいことは、イエス様は〝小さなもの〟に目を留めたということです。
 イエス様は、〝少年の、小さなお弁当〟に目を留めました。ユダヤではみそっかす扱いされた少年です。そして、その少年のお弁当にも目を留めました。子ども一人分のお弁当です。「こんなに大勢の人々では、それが何になるでしょう」(9)と言われたお弁当です。
 人が目を留めないような〝小さなもの〟にイエス様は目を留めました。イエス様は、小さなものを大事になさったのです。そして、その小さなものを通して、ご自身の大いなる栄光を現わしました。聖書は一貫して、神が小さな存在を尊び、しばしば人の目には小さく映るものを通して、ご自身の栄光を現わされました。
 弟子のアンデレは、半ばあきらめてはいましたが、少年をイエス様のもとに導きました。アンデレが、少年とお弁当に目を留めたとき、そこに神の業が現わされ、人々の空腹が満たされるという喜びにつながりました。私たちもアンデレのように、小さなものに目を留める者、小さいと思えることをおろそかにしない心でありたいものです。そこに主の栄光が現れるのです。

主任牧師 荻野泰弘

2026年1月11日 聖日礼拝 式次第


小礼拝  9時  荻野牧師
聖日礼拝 11時  中西と兄  榊原姉

 前  奏
 招  詞 ハバクク書2章20節
 会衆賛美 聖歌201 罪とがを赦され
 会衆賛美 御名をかかげて
 主の祈り
 交  読 詩篇84篇1~12節
 礼拝祈祷
 使徒信条
 聖書朗読 ヨハネの福音書6章1~15節
 説  教 小さなことを大事にする  荻野泰弘牧師
 会衆賛美 聖歌508 われは幼子
 献  金
 頌  栄 聖歌376 父御子御霊の
 祝  祷
 報告
 ニ十歳の祝い
 感謝祈祷  奏楽