2020年6月14日 巻頭言

私たちはキリストにあずかる者となっているのです。もし、最初の確信を終わりまでしっかり保ちさえすれば、です。

ヘブル人への手紙3章14節

 新型コロナウィルス感染予防のため、一堂に集って礼拝することが出来なくなって2ケ月以上が経ちました。電話・メール・手紙・・・などを通して愛兄姉が、どれだけ、神の民としての公同の礼拝を求めておられるかを、改めて認識させていただきました。本日は、私たちが、「なぜ、これほどまでに公同の礼拝を求めるのか」を、「へブル人への手紙」から受けとめたいと願っています。
 まず、第一には、私たちが「キリストにあずかる者」となっているからです。言い換えれば、救いの信仰に立ってスタートしているからです。神の存在を受け入れ、その神との関係を回復させてくださったのはキリストの贖いがあったからなのだ・・・と信じて新生の恵みに立ち、信仰生活を始め、その歩みが、今も保たれているからです。
 さらに、「今日」の、神との交わりの大切さを知っているからです。日々の神との交わりがなされているので、神が招いてくださる公同の礼拝を、求めるのです。そして、公同の礼拝の場である「教会」において「互いの励ましがある」と、信じるからです。教会は天使の集まりではありませんから、人間関係もソレナリです。地上の教会運営方針でも100%の一致はないかも知れません。でも、考え方・感じ方の違いはあっても根本に同じ神を信じている者同士として、受け入れ合い、励まし合うことの出来る者たちであることを知っているからです。とは言え,私たちは、すぐに神さまに喜ばれる歩みから離れてしまう弱い存在です。それでも、公同の礼拝をささげたい・・・と願えるのは、私たちの弱さを承知した上での、イエス・キリストのとりなしがあるからなのです。

協力牧師  石田いつ子

6月14日 聖日礼拝 順序

前  奏
招  詞 ハバクク書 2章20節
「主は、その聖なる宮におられる。全地よ、主の御前に静まれ。」
アーメン
 
会衆賛美 聖歌134
会衆賛美 イエスの血潮で
主の祈り
交  読 詩篇8篇1~9節
礼拝祈祷
使徒信条
聖書朗読 ヘブル人への手紙
1章1~3節
3章12~15節
説  教 みんなで一緒に礼拝をささげたい!
           石田いつ子牧師
会衆賛美 聖歌 519
献  金
頌  栄 聖歌376
祝  祷
感謝祈祷  奏楽