2021年3月28日 パームサンデー 巻頭言
もしだれかが、「なぜそんなことをするのか」と言ったら、『主がお入り用なのです。すぐに、またここにお返しします。』といいなさい。
マルコの福音書 11章3節
受難週に入りました。イースター前の最後の一週間を言います。この週の金曜日には、群衆が「イエスを十字架につけろ!」と叫ぶのですが・・・。
この日曜日は、戦いで勝利を収めた王を迎えるように、群衆がエルサレムに入って来られたイエス・キリストを棕櫚の葉を持ち、その葉や自分の上着を道に敷き「ホサナ・ホサナ、祝福あれ・・・」と熱狂的に歓迎した日です。棕櫚の葉ということから、パームサンデーともいわれます。イースターはクリスチャンにとっては、ある意味でクリスマスよりも重要で大切にされるべき祝祭日ですが、ウキウキと準備ができないのはこの受難週があるからでしょう。
イエス様が乗られた「誰も乗ったことのない子ろば」には特別な意味がありました。「誰も乗ったことのない子ろば」は神さまの聖なる御用に用いられるのです。「誰も乗ったことのない子ろば」をイエスさまが必要としておられるのです。こんな子ろばに何ができるか。役に立たない、と人々が言おうと、世間の評価、世的な価値がどうであろうと主のご用に用いられるのです。
この箇所が教えていることは、みことばは必ず成就するということです。更に主はあらかじめご自分の計画のためにすべてを備えておられるということです。そして、イエスに信頼して命じられた通りに行動することです。
「主がお入用なのです」というみことばは、いつの時代にあっても多くのクリスチャンの心に語りかけてきました。そして、その召しに応じた人々を通して主の働きはなされてきたのです。
主任牧師 石田敏則
3月28日パームサンデー 礼拝順序
第一礼拝 9時 司会:林 修養生 奏楽:荻野(し)兄
第二礼拝 11時 司会:荻野牧師 奏楽:美名子 姉
前 奏
招 詞 イザヤ書43章1節
会衆賛美 聖歌35
会衆賛美 ホザナ
主の祈り
交 読 詩篇21篇1~13節
礼拝祈祷
使徒信条
聖書朗読 マルコの福音書 11章1~11節
説 教 主がお入り用なのです
石田敏則牧師
会衆賛美 聖歌111
献 金
頌 栄 聖歌376
祝 祷
報告
感謝祈祷 奏楽