2023年1月29日 巻頭言
第二年の第一の月、その月の一日に幕屋は設営された。
出エジプト記 40章17節
そのとき、雲が会見の天幕をおおい、主の栄光が幕屋に満ちた。
出エジプト記 40章34節
イスラエルの子らは、旅路にある間、いつも雲が幕屋から上ったときに旅立った。
出エジプト記 40章36節
出エジプト記の最後に記されているのは幕屋の完成です。かつて主は言いました。「彼らにわたしのための聖所を造らせよ。そうすれば、わたしは彼らのただ中に住む」(二五8)。エジプトの奴隷生活から救われた民は荒野を旅していました。そんな彼らの中心に神の栄光と臨在を象徴する幕屋が据えられました。神の民イスラエルの生活は次のステージに移行します。
幕屋は「第二年の第一の月、その一日」(17)に設営されました。日本で言えば元日です。偶然にこの日が選ばれたのでしょうか?そうではないでしょう。一年の始まりの日に礼拝の場である幕屋が設営されたということは、神の民の共同体は、すべてが主への礼拝からスタートすることを意味しています。
モーセたちが幕屋を設営したそのとき、主の栄光は幕屋に満ちました(34)。主がまさにイスラエルのただ中に住まわれたということです。
神の民は、何をもって神の民とされるのでしょうか?それは主が共にあることです(三三16)。
主は、ご自身の栄光を礼拝の場に現わします。主を主として崇め礼拝するところに主はご自身を十二分に現わされるということです。そこに主がおられるのです。
「雲」(34~38)とは主の臨在の象徴です。雲は幕屋に現れました。イスラエルの人々は雲を見て進み、また立ち止まりました。礼拝を大切にする人々に主の導きが明確に示されます。
すべては礼拝から始まるのです。
主任牧師 荻野泰弘
2023年1月29日 聖日礼拝 式次第
第1礼拝 9時 穂谷牧師 荻野し兄
第2礼拝 11時 荻野牧師 髙橋姉
招 詞 イザヤ書60章2節
会衆賛美 聖歌134
会衆賛美 イエスの血潮で(2回)
主の祈り
交 読 詩篇48篇1~11節
礼拝祈祷
徒信条
聖書朗読 出エジプト記 40章16~38節
説 教 礼拝から始まる
荻野泰弘牧師
会衆賛美 聖歌40
献 金
頌 栄 聖歌376
祝 祷
報 告
後奏 感謝祈祷